去る4月5日(土)、6日(日)。
鉄の甥っ子カンタと“信州スイッチバック号と583系寝台列車の旅”に参加してきましたの。
これは、びゅうプラザ立川が企画した「鉄道ファン必見!」と銘打った、鉄の鉄による鉄のためのツアーだそうで、たしか去年の年末頃に、鉄道床屋BBつばめさんから「春にこんなツアーがあります。長野の甥っ子クンはたぶん飛びつくはずですよ」と教えて頂いていたもの。なんでも、数年後には消えてしまうであろう貴重な国鉄時代の寝台列車に乗れるまたとないチャンスだとかで、案の定カンタに583という数字を言っただけで、「それはすごいよ、ゆきぴゅー!行きたい!」という反応だったので、じゃ参加してみるかと気軽な気持ちでふたり分予約を入れておいたのでした。
東京の桜も見頃を迎えつつあった4月3日(金)。
始業式を終えた足で新幹線に乗ったカンタと新宿駅で落ち合って、翌日のツアー出発地点である立川駅に向かいました。朝早いので駅前のホテルに前泊ですの。お夕飯は、どー見ても小学5年生を連れてくようなお店じゃないだろうというしょっぱい焼肉屋で、ビールとオレンジジュースで乾杯。カンタの5年生進級祝いを兼ねた前夜祭を執り行いました。
「ねー、かんちゃん。朝の8時半に出て翌朝の7時半に帰ってくるまで乗りっぱなしってゆきぴゅー大丈夫かなぁ。ちょっと心配ですわ」
「う~ん、、、ママはダメだと思うけどゆきぴゅーはだいじょうぶだと思うよ。ちょっとだけ鉄だし」
「え?!わたくし鉄じゃないですわよ」
「でも、たぶんだいじょうぶだよ」
そうだといいんだけど・・・というわけで乗りっぱなしツアー当日。朝7時半に立川駅に行き、びゅうプラザ前で受付ですの。思っていた以上にちゃんとしたツアーで(>失礼)旅のしおりもあるし、記念品までもらっちゃってなんだかミョーにワクワクしてきましたわ。私たちが乗る予定の電車が入線する頃、ホームには鉄分濃い目な人だらけでそれはそれは異様な光景でした。
まず、立川駅から新潟県の直江津駅まで(上の地図で赤い線)は、“183系か189系の特急車両でどちらの車両が来るかは当日までのお楽しみ”と旅のしおりに書いてありましたがわたくしにはさっぱりわかりません。わかりませんが、いよいよ乗車ですの。なんとボックス席をゆったりふたりで使えて広々快適!周りの方々もいい感じの人達だし、23時間耐久レース的な不安は早くも消えていったのでありました。
では前半のハイライト画像をお楽しみください。
時刻表には載っていない団体臨時列車はこういう表示になるんですのね!もちろん多くの人々がこれを撮影。
↑最初に乗った電車。で、結局これは183系だったのか189系なのか?はたまた、あさま色だったのか?何なのか・・・
記念プレートがえらくお気に召した様子。「国鉄文字だよ、これ」
外を眺めながらもプレートはしっかり手に持ったまま。
写真も撮りまくります。
車窓から花見が出来て感激。
甲府盆地。
お昼は豪華特製弁当が出ました。しかもスペシャル掛け紙付きの!
連日連夜書籍編集作業に追われてラフとにらめっこな日々だったわたくしには、ただただぼーっと車窓を眺めるこの時間が必要だったのだろうと、しみじみと思ったのでありました(練ろうと一応持っていったラフは結局開けることはなかったですの>当たり前だ)
つづく
コメント
コメント一覧 (4件)
乗ったのは、189系だよ!(見た目は変わらない)
楽しかったね!「前編の前半」ということは、相当長くなりそうだね(笑)
続き楽しみにしてます!
わぁ、莞太君のコメントだ!
元気でしたか?
「国鉄文字」というものがあるんですか?
一目でわかるなんてすごいですね。
とんさんへ
国鉄文字は、ゴシック体に似た、柔らかい感じの字体です。ぼくは結構好きです。
僕の周りには、鉄道の話に乗ってくれる人がなかなかいないので、コメントしてくれると、とても嬉しいです。ありがとうございます。
莞太くんのお話を聞くのが大好きです。
また教えて下さいね。