1月末に007シリーズ全作制覇計画を企てたゆきぴゅー。毎日一作ずつ観ていればそろそろ終わっている頃なのですが、実際のところまだ観終わっておりません。が、残すところあと6作となりました。ピアース・ブロスナン→ティモシー・ダルトン→ショーン・コネリー→ジョージ・レーゼンビーと順番に(なってないけど)観てきまして、現在は最後のロジャー・ムーア作品のまっただ中。こんなに立て続けにスパイ映画を観ている女子もなかなかいないのではと我ながら思うわけですが、そんな中、図書館で見つけた三谷幸喜さんのエッセイ『三谷幸喜のありふれた生活6 役者気取り』にこんなお話が載っていました。
007シリーズを一度も観たことがなく先入観のまったくない奥サマ(小林聡美)に、歴代の作品を見せてボンド役ナンバーワンを決めてもらおうと思った三谷さん、現ボンド役のダニエル・クレイグ除く5代の俳優さんの代表作を一作ずつ、つまり5作品を観せたそうですわ。結果、夫人が選んだボンド役ナンバーワンは、ショーン・コネリーだったそうで、その分析が、「一度も007を観たことがなかった人間とは思えない鋭い分析だった」とのこと。
実はゆきぴゅーも、『ドクター・ノオ』で初めてショーン・コネリーが画面に現れた時、“こ、この人こそボンドのイメージにぴったりですわ!”と思ったんですの。『ドクター・ノオ』といえば1962年、今から47年も前の作品ですわよ!今の時代のテンポの早い展開やCGを見慣れてしまっているし、アクションシーンの迫力も比べものにならないし、ボンド役は誰が一番いいか?の質問をされたらやっぱりピアース・ブロスナンって言っちゃうような気がしてたのですが、その予想は裏切られてしまいました。そしてそれを小林聡美さんが見事に代弁していたというわけですの。ブラボー!
ちなみに「オースティン・パワーズ」が007のパロディーであることを知らなかった奥サマは、見終わってまず「007はオースティン・パワーズに似ている」と言ったそうで、三谷さんあわてて説明したんだとか。実はゆきぴゅーも最近まで知らなかったのです。そんでもって『オースティン・パワーズ』はまだ観たことがないのでこれでまたひとつ楽しみが増えました。
コメント
コメント一覧 (2件)
『オースティン・パワーズ』は、おバカお色気007って感じで、ゆきぴゅーさんにも是非オススメです。しばらくは小指立てて話しちゃうかもしれません。(それ以上はいいません)個人的には007よりオースティン・パワーズを続けて欲しいんだけど。。。(^-^)
MAGさんへ
>個人的には007よりオースティン・パワーズを続けて欲しいんだけど。。。(^-^)
10日後くらいにはオースティン・パワーズを観ているハズですわ~!
またそのときは感想を書きますわ~!