この間泊まったホテルの部屋に古事記が置いてありましたの。聖書ではなく、古事記。へー、めずらしいですわねーと思ってパラパラとまえがきから読みだしましたの。そのまえがきがわかりやすくて内容はこんな感じ。
古事記は日本最古の歴史書で小難しいと思われがちだけど実はとっても面白いんです。とっつきにくいのはいろんな神様が出てきて数が多すぎて覚えられなくて途中でやめちゃうから。でも神様の名前は覚えなくていいので流し読みしてください。本書では重要な神様3人くらいは太文字にしてあるので否が応でも覚えるはずです。なので他の神様の名前は読みながらその場で忘れてもらって大丈夫です。このことだけを頭に入れて読んでくだされば古事記って面白いって思うはずです。
またしてもへぇー!となったゆきぴゅーは本文を読み始めました。結論からいうと睡魔のほうが勝って2、3ページ読んでオチてしまったのですが。で、あとで知ったのですが、どうやらこれ「全国のホテルに古事記を置こう!プロジェクト」なるもの一環として配布されたものらしいんですの。
気になってさらに調べてみると、古事記って完成したのが712年で、2012年の今年は編さん1300年目の節目にあたる年なんだそうです(ってか1300年って数字すごいな)。それにともなって全国各地の古事記ゆかりの地では、こんなイベントが開催されていたりこんなサイトが作られたりしているんですのね。
イザナギ・イザナミという夫婦の神様の「わたしの体の足らないところとあなたの体の余っているところを云々かんぬん」の国生みのお話から始まる古事記。ちゃんと読んだら普段神社にお参りするときももっと楽しくなるだろうし、日本って国の成り立ちがわかるっておもしろいんじゃないかと思ったのでした。
コメント