その不幸のメールとは・・・
「悪いんだけど明日朝4時に新宿の京王百貨店前に並んでください。貸衣装処分市があります。そこでウエディングドレスゲットせよ」
ゆきぴゅーはつい数分前に天国に行っていたもので頭がよく回っていないと思って、O塚さんに「これって朝4時って書いてありますわよね、
4時、ですわよね?」と何度も念押ししましたがやはり何度読んでも4時は4時。がぁぁ~~ん。天国から地獄とはこのことですわ。
翌朝というか数時間後の午前3時起床で支度をして新宿へ。当たり前ですがまだあたりは真っ暗ですの。午前4時、
新宿京王デパート前はホームレスのおっちゃんが数人就寝されている他は思っていたより人通りはなく、
時々イチャイチャめざわりなカップルが通り過ぎるくらいで静かですのよ。ゆきぴゅーは開店までの6時間を読書をして過ごそうと、
尊敬するインドの父マハトマ・ガンジー氏の自伝を持って行き、そこでいろいろ考えたですの。
ゆきぴゅーもガンジーのように無抵抗主義でココまで頑張ってきましたが午前4時に現地出社というのはあまりにもどーかと思い、
今後引き続きこんなことがあったら次は死の断食ですわ、そーしたらお師匠サマも少しは考えてくださるでしょう、、、
それでもダメなら異例の一人労働組合発足ですわ、なんてぶつぶつ言っていましたら、そこへ徹夜明けのお師匠サマが!
一瞬幽霊かと思いましたの。原稿上がったのでゆきぴゅーと一緒に並んでくれるそうですわ。やさしいお師匠サマですわ!死の断食は延期ですわ!
まるでホームレスカップルのように二人座り込んで開店を待ったですわ。
朝食にスターバックス飲んだりしてかなりリッチなホームレス体験でしたの。
その日バーゲン会場でおばちゃんかき分けて必死にウエディングドレスをあさるお師匠サマの姿は見ものでしたのよ。
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