MENU

チャオプラヤー川クルーズ

 「今日はチャオプラヤー川クルーズをするですわ」
とガイドブックを見ながらとってもナイスなアイディアを思いついたゆきぴゅー。東京でも隅田川水上バスは観光客に人気ですものね。
タイの母なる川、チャオプラヤー川には20箇所以上の停留所?が設けれれていて水上バスは乗り降り自由、
値段は1人わずか30バーツ(100円)ほどらしいですの。なんてチープな観光!
世の中高いお金出せばいいってもんじゃないですわ。
 さっそくぱぱんとままんを連れてタクシーで停留所に向かいました。選んだ波止場は「シャングリラホテル前」。
泊まっていないくせにちょっとした見栄ですの。切符売り場のおっちゃんは私たちが日本人だとわかると
「ここから出ているプライベート船でのリバークルーズに行かないか?バイキングの料理もあるし3人だったら安くするゾ」
としつこく言うですの。しかも料金は「一人たったの1600バーツ(5,440円)」とか言いやがるですのよ。
そんなお金日本でも出しませんわよ、とあきれてしまいましたの。
「わたくしはプライベート船なんかじゃなくっていいんですの。普通の人が乗る水上バスに乗りたいんですの!!!」
と言うと、こんどはあっさり
「ここはプライベート船しか停泊しない波止場だ。安いのに乗りたければここから10分くらい歩いて次の停留所に行け」
と言うですの。ふんがー。そばではぱぱんとままんが心配そうに様子を伺っていますの。仕方なく10分歩いて着いたのは、ゆきぴゅー憧れの
「オリエンタル・バンコク」のすぐ脇。
シャングリラはダメでオリエンタルはいいってどーゆーことですのと思いながらも30バーツの船に乗りたいと告げるとここでも切符売りのおっちゃんに怪訝な顔をされて、

「じゃこっちで待ってな」という態度。ふんがー。
「どのくらい待ったら来るですの?」と聞いても
「さあね、20分くらいかな」と30バーツしか払う気のないお客には愛想がないですの。
ぱぱんとままんはますます心配そうな顔をしていますの。
「大丈夫ですわ、すぐ来ますわよ」
そう言ってベンチに座っていたら本当にすぐ船はきましたの。しかもあふれんばかりの人間を乗っけて、、、(泣)“え?!ここに乗るですの~?
!”「ほら乗れ!ほら乗れ」とドナドナのように積み込まれ、ぎゅうぎゅう詰めの状態で出港ですの。
隅田川水上バスとはちょっと雰囲気が違ったですわね、とゆきぴゅーはぱぱんとままんに心の中で誤りました。
 2つ3つ停留所を過ぎた頃からですの。なぜかオレンジ色の装束に身を包んだタイのお坊さんに囲まれてしまった我が親子。なぜですのー?
なんでわたくしたちの周りにだけ坊主が寄ってくるですのー?と不思議に思ってふと見上げると目の前の壁に、
「Space for monks」(お坊さんのための場所ですわ)
と書かれておりました。そうだったですわー。タイではバスでもお坊さんの座る位置が決められていたりするんですわー。
オレンジ色に囲まれて身動きがとれず外の景色もほとんど見られなかった「チャオプラヤー川クルーズ」でした。

さよ~なら~
さよ~なら~

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • これは無事帰れただけでも幸せなのかも。バカ高いレストラン行きを断ったら無人島に降ろされてしまった、なんて話があるそうだから。

  •  それは怖いですわねー。とはいえゆきぴゅーが乗ったのは別にあやしい船なんかじゃないんですわよ。むこうでは道路を走る“バス”と同じ感覚なんですわね。

コメントする

目次