ゆきぴゅーは小学校の時、給食で出るハムフライがどーしても食べられませんでしたの。困ったことに一ヶ月に一回は必ず出たハムフライ。脂っこいのとフライが苦手で一口も食べられなかったチビゆきぴゅーは、毎回お掃除の時間に「給食のおばさんごめんなさい」とつぶやいてこっそり2階の教室の窓から捨てておりました。当時通っていた分校の校舎は、隣にうさぎ小屋、その向こうは川への急な坂で、ピューンとまるで円盤のように飛んでいったハムフライはそのウサギ小屋の上空を通過し、遠くかなたに消えてゆきました。とっても悪いことをしている(けど食べられない)という意識からか、今でもその光景は苦い思い出として目に焼き付いていますの。
それか幾年もの時が経ち、先月のことですの。ゆきぴゅーはその苦い思い出のハムフライと再び対面したんですの、門前仲町の居酒屋『深川 山憲』で。
「ううう、、、ハムフライ、、、」と昔のつらい記憶がよみがえったゆきぴゅーでしたが、
「大人になったから食べられるかも」と、おそるおそるかじってみたんですの。するとあら不思議。お、おいしいですわ~。なんでこれが嫌いだったんですの~?ただの食わず嫌いですの~?あぁもったいないことをしましたわ。給食のおばさんあの頃は本当にごめんなさいと、心から懺悔をしておいしくいただいたのでした。
何枚のハムフライが空を飛んだかは不明。
コメント
コメント一覧 (5件)
落語の「愛宕山」みたいなお話しですね~(笑)
「かわらけ」変じてハムフライがフラ~イ♪
おひさ~
ハムフライ、私もあんまり好きじゃなかったけれど・・先日、手羽先で有名な「世界の山ちゃん」にいったら、「これを頼むのは当然」とばかりに、ハムフライを頼んでいる人がいました。私は結局箸を伸ばさなかったけれど、「へぇ~、懐かしい!」と喜ばれていました。世間ではハムフライ愛好家が結構いるらしい。
ところで、引っ越して3週間。やっと自分のHPが見れるようになりました。この3週間の休みを機に、エッチサイトの貼り付けが無くなったことを願うばかり・・・
ゆきぴゅーファンさんへ
「愛宕山」のお噺、知りませんでしたわ。ゆきぴゅーも捨てたハムフライ拾えるモノなら拾ってきたいですわ。反省。
さや吉さんへ
さや吉さんのがっこーでも給食にハムフライでましたか。世代が同じだととうきょーも長野も一緒なんですのね。
う~ん、確か出ていたような・・・ でもうす~いハムでしたよ。あの薄さハムカツサンド仕様? 厚切りハムカツがいいですわ~