完全に底なし沼のような池に沈んでしまったレフ板。
濁っているのでどのくらい深いのか確認すべくそこいらへんにあった木の枝を突っ込んでみるとすっぽりと全部沈んでしまうのですわ。
こ、これはとっさにゆきぴゅー入らなくて正解でしたわ、きっと頭まで埋まってしまいますわ、とホッいたしました。さぁ、
でもどうにかして引き上げなければと思っていた時、その一部始終を一人釣りをながら見ていたおっちゃんが「どーれ、
これで試してみるか」
となにやらイカリのようなものが何個か先端についているひもをぽちゃんと池の向こう側に落としてゆっくりと手元に引き寄せましたの。
「引っかかるといいねぇ」とおいちゃんはニコニコ。
一同ごくりと唾を飲み込んで祈ること10秒。にごった池の底から白い巨大なレフ板がぼんやりと見えてきましたのォォォ!
おおおおおっっっーーーブラボー♪ワンダホーですわ、おっちゃん!!!ステキですわー。
親切なおっちゃんのおかげで無事に撮影を再開することが出来ましたが、
ゆきぴゅーはしばらくびちょびちょのレフ板を持ってびちょびちょになりながらお仕事をしなければなりませんでした。
ちなみにおっちゃんの持っていた秘密兵器は釣りの時に浮かんでいるビニールや水草や藻などを払いのけるために使うものだったらしいですの。
きっと今まで引き上げたものの中で一番大きいものだったに違いないですわ。
おっちゃんどうもありがとうですわ。
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