今回の大哺乳類展には、動物のウンチのにおいをかいだり毛皮にさわれたりする体験型のコーナーがあって、透明ケースに入ったウンチシリーズがツボだったゆきぴゅーは、とにかく嗅ぎまくりましたの。が、周りを見回したら一つ残らず真剣に嗅いでるのは自分と小学生の男子だけで、あぁやっぱりわたくしの興味レベルって、、、と思いました。キツネのウンチが鼻が曲がっちゃうんじゃないかと思うくらい強烈に臭くって「ぅぉお○×▲◇~!」とのたうち回っていたら、やっぱり後ろの小学生の男子も同じリアクションでした。
今回は常設展の「地球館」と「日本館」も見たのですが、これがまた面白かったですわ。地球館に展示されている鳥類や哺乳類の骨格標本もかなりすごいし、恐竜や海竜の骨格見本もあったりと見ごたえありました。っていうか、今思えば『大哺乳類展』よりもこっちのほうがゆっくり時間かけて見られてよかったような・・・・。
日本館には、あのハチ公と南極物語のタロジロのジロの剥製がありますの。ゆきぴゅー、大好きなハチの前で手を合わせてきましたわ。手を合わせると言ったらもうひとつすごいのがありました。ミイラ状になった江戸時代の成人女性の遺体ですの。数年前に都内で瓶の中に入った状態で偶然発見されたというのですが、髪もしっかり昔の結髪なところなんかかなりリアルでしばらく足が動きませんでした。
「200年前の人とはいえ、遺体をこのようにして展示公開することにはいろいろな意見があると思いますが、この女性の姿を通して生と死というものをあらためて考えていただけたらと思います」みたいなことが書かれていました。推定130cmという小さな体の首から下は白いガーゼ布で覆ってあげていて、それがかえって生々しさを感じてしまいましたの。
そんな科学博物館、さすが国立だけあって展示物は豊富ですばらしく、お勉強になります。ちなみに動物写真家の内山センセもこの哺乳類展に行ったそうですが、やっぱり生きてる動物のほうがいい!と、その足で上野動物園に行ってビールを飲んだとか飲まないとか、、、
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