この間「東京湾大花火大会」に行ったですの。
お友達のスタイリストさんのKUMIKOさんに「東京で浴衣着て花火大会が今年の夏の夢なんですの」とメールを入れたら思いがけなく
「じゃ土曜日一緒に行きましょ、着付け教えてあげる」と言ってくれたですの。
お師匠サマは人混みに行くと、檻に入れた野生動物のように死んでしまうので、「一緒に行くお友達が出来てよかった、よかった」
と大喜びした次第ですわ。
KUMIKOさんは浴衣姿で事務所まで来てくれたのですが浴衣の柄といい帯といいシブくてイカしてるですのよ。
さすがスタイリストさんですわ。江戸前の娘さんみたいですわ。
気付けは、まずは着る前の「浴衣のたたみ方」の講習からはじまったのですの。次にいよいよ着付けですわ。腰にタオルを巻いて(ほほ、
私着物着るのに、タオルが必要ですの)、ヒモを巻いて、、、ここはフジ結びね、、と丁寧に教えてくれたので、
初めてだったけどなんとか自分で着れたんですの。あぁ~ん、感激ですわ!
支度が出来たので、見送りに玄関まで出てきたお師匠様に「では行って参ります」と
言うと、KUMIKOさんが
「お父さん、何時までにお子様をお返しすればよろしーですかね?」
なんて言ってるですの。歩きながらも
「ゆきちゃんよかったねぇ、、東京にお父さんとお母さんができて。これでさみしくないわね」
というので
「お父さんって文月さん?で、もってお母さんてKUMIKOさんのことですのー?」
と聞くと
「そうよ」
とニコニコしてるですわ~。ももももも、もしかして、KUMIKOさんとお師匠様はできているのでは・・・。朝来たら、
床に倒れている人に、それはないか・・。
で、会場付近に到着。
花火大会の晴海主会場に行くには整理券が必要で、その申し込みはすでに終わっているらしいので、近くにある公園に行って観ましょう、
と話しながら築地の回転寿司に入ったら、そこのおっちゃんがなんと整理券をくださったですのよ。ラッキーでしたわ。
でも残念なことにそのうち雨が降ってきたですの。
ザーザー降ってしばらくしたら止んだのですが主会場の用意されてるブルーシートはびちょびちょでしたわ。
もらったパンフレットをお尻の下にひいて待つこと2時間。
その間に東京のお母さんが焼きそばやら春巻きやら唐揚げやらを次々と買ってくれましたわ。いいお母さんですわ~。
そんなお祭りジャンクフードを食べていると、いよいよ花火が上がり始めたですの。真正面にどんどこどんどこ上がるのです!
寿司屋のおっちゃんに感謝ですわ。
雨の心配ないのですが、風がないのか雲が低いのか、そのうち煙で次の花火が隠れてしまって見えなくなっちゃうのです。
特に特大のは、ぴゅーーーーーっと高くまで上がり過ぎて空が赤や青に光って音がするだけっていうのがありましたわ。
隣のカップルのにいちゃんが「お、空爆戦みてーだなー」ですって。見たことあるんかい!
でも「ニコちゃんマーク」とかハート型とか星型とかあって面白かったですのよ。
帰りはご想像とおりものすごい人でしたわ。きっとここだけで長野市民全員ぐらいいますわ!
慣れないゲタはいたのでマメができちゃったけど「東京で浴衣で花火」が実現できて
満足ですの。
帰りに東京のお母さんが一言。
「こんどはどこ遊びに行くー?」
いきましょー、行きましょー!次は屋形船デッビュー、ですわ!
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