インプレスさんから出版の人気書籍『世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書』、略してデ写教シリーズの新刊が7月10日に発売になりました。今年は風景写真家の萩原俊哉さん著『四季の風景編』です。
『世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書~四季の風景編』
わたくしは昨年の『動物園&水族館編』に引き続きイラストを担当させて頂きましたの。ありがたや~!今回はゆるゆるパンダとか、へなちょこタイガーとか、イタチなのかネズミなのかわからないミーアキャットなんぞは描いておりませんが、その代わり48パターンの状況説明カットを描きまして、これがなかなか描き応えたっぷりで、描いても描いても終わらずな感じで最後のほうはかな~り焦りながらやっていましたがなんとか終わりました。ちなみにこれは写真が変更になってボツになったもの。
著者の萩原さんとは以前、福島の三春の桜の日帰り撮影にご一緒させてもらったことがありまして、当時から変わらない印象は、本当にその風景(景色)に心から感動してシャッターを切っている方だなぁということ。撮影中、私が「すご~い!きれ~い!」と桜の木を見て感動していると、それをちゃんと真摯に感じ取って下さって「いいよね、この桜。」と分ち合おうとしてくださるのです。滝に行っても、キャベツ畑の丘に行っても同じ。なんというか、仕事だからと淡々と撮るのではなくて、感動を(こんなわたしにも)ちゃんと共有して伝えようとしてくださる。それがしっかりと作品に現れている方だなぁと思うのです。
この書籍はDVDが付いているというのも人気の一つで、今回もフィールドで収録された動画をお楽しみ頂けますのよ。わたくしもその収録に同行させて頂いたのですが、とにかく風景写真家の朝は早い!朝の5時に志賀高原集合とか、すごいタイムスケジュールで、編集部の人が夜中の12時に迎えに来てくれたりしました。まぁ、わたくしは現地に着くまで後部座席でぐーすかぴーと寝ていただけなんですが。
エンディングにちょびっとだけ入っているNGシーンがなかなか楽しいのでDVDはぜひ最後までご覧くださいませね。あ、そういえば今回からKindle版を買った人はそのDVDがスマホで見られるようになったそうですの。
今回の『四季の風景編』は、一眼レフ初心者というよりは、長年風景写真を撮ってはいるものの、なかなか上達しない、もっと人を感動させる写真が撮りたいと思っている方におすすめの本です。ぜひぜひ皆さま、本屋さんで手にとってそのままレジにGo!してくださいませね。そして早朝の素晴らしい景色を撮りに行くですわ!
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