MENU

放生会

 先日、深川万年橋に吊るされたゆきぴゅーでしたが、なぜ吊るされたのか気になったので調べてみましたら、鳥類や亀の生き物を放して供養する「放生会(ほうじょうえ)」と呼ばれる行事があって、江戸時代は万年橋から川へ亀を解き放つことが行われていたらしいですの。
 広重さんはその行事用に売られている亀を描いたんですのね。
しかしこのどーかんがえてもカメラのファインダーから覗いたとしか思えない構図にあっぱれですの。

亀は四文。ゆきぴゅーも四文。

というわけで、『亀と共に川に放たれたゆきぴゅー。しかし持ちこたえる』の図。

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • > しかしこのどーかんがえてもカメラのファインダーから覗いたとしか思えない構図にあっぱれですの。

    ◆私が驚いているのは、葛飾北斎の動体視力ですワ。

    シャープのCM↑「世界で初めて、時間を止めて見せたのは、北斎の筆でした。」

    北斎画に描かれている波の表情は、高速シャッターで写さなければ分からないものでしょう。

  • erisaさん

    >シャープのCM↑「世界で初めて、時間を止めて見せたの
    >は、北斎の筆でした。」

    あのCMゆきぴゅーも好きですわ。広重さんや北斎さんが今の世の中にいたらどうなっているんでしょうね。

コメントする

目次